先輩の声

Interview vol.02 研修で得たスキルや知識を活かしながら、実際の現場で実践スキルを磨き、キャリアアップ。

入社のきっかけ

私は5年前、25歳の時にテクノプロエンジニアリングに入社しました。

最初に就職していた会社はいわゆるガテン系で、その次に営業職を経験し、前職からIT関係の仕事に就きました。前職もテクノプロエンジニアリングと同じくアウトソーシング会社でした。

ところが、その会社が5年前に倒産してしまいました。当時配属されていた企業の上司にその旨を伝えたところ、「残ってほしい」と言っていただき、同じようにその企業にエンジニアを派遣していたテクノプロエンジニアリングを紹介していただきました。

それまでと変わらない仕事を安定した環境で行えるのなら、と思いすぐに入社を決めました。

具体的な仕事内容

入社当時は携帯電話を扱っている企業に配属され、とにかく携帯電話を使いこんで不具合が出ないかを調べるという、品質評価の一番基礎の部分を担当していました。経験を重ねるうちに、試験コンテンツや試験表の作成という試験概念に関わる部分まで任せていただけるようになりました。

主に担当していたのは音楽コンテンツや映像コンテンツのアプリに関する品質評価で、たとえば音楽コンテンツを立ち上げながらインターネットにアクセスすると、動作にどう影響するかなど、機能と機能の競合による不具合がないかを調べていました。

2年ほど前に配属先が変更になり、そこでは1年間アンドロイドの性能評価に携わりました。担当したのは、スマートフォンでよく話題になる「サクサク感」「ヌルヌル感」といったタッチ性能の評価です。具体的には、単純に指をスライドさせる動作をハイスピードカメラで撮影し、指が動いてから画面が動くまでにどれくらいのフレームを使うかを調査。数値をグラフ化し、前回のリファレンスと比較しながら開発チームと一緒に何が悪いのか、どうして良くなったのかなどを検証していました。

一番難しいのは指を動かすスピードです。スピードが前回のリファレンスと違うと検証データとして役に立たないので、何度も失敗を繰り返しながらの作業でした。

スキルアップ・キャリアアップについて

最初の配属先では、実際の仕事を通じて様々な経験を積ませていただき、その中でスキルアップすることができました。当時はガムシャラで、「何でもやらせてください」という姿勢で仕事をしていたので、お客様からの要求もどんどん増えていきました。その職場で一番スキルアップを実感したのは、「この携帯電話について、どんな試験をすればいいか考えて、実際に試験までやってほしい」という依頼を受け、参考書を読みながら試験を構築していった時です。

最初は全ての可能性を考えてテストを実施したのですが、そうすると時間も人手もコストも膨大にかかってしまいます。テスト項目をある程度絞らないといけないのですが、絞るための基準をどう作るかが大変でした。何度も試行錯誤を重ね、最終的にはユーザー目線での評価が一番いいだろうという結論に達しました。ユーザーにとって困るものについては徹底的にチェックするというスタンスです。開発チームから「それがこの機種の仕様だから」と言われても「ユーザーが困るものはチェックを通せない」という姿勢を貫きました。開発チームとの折衝は結構シビアなものになりましたが、逆にそういうスタンスを開発チームの方にも信頼していただけていたと思います。

こうしたテスト概念を考える仕事というのは、自分で考えて自分で構築していくものなので、失敗も多いですが、スキルアップをしっかりと実感できるやりがいのある仕事でした。

配属先2社目では、それまで未経験だったアンドロイドに携わる仕事だったので、社内の研修制度を活用してスキルと知識を身につけました。研修は配属先の許可をもらい平日に受けました。午前中にアンドロイドの概念を学び、午後からは簡単なコーディングまでを含めた実践的な演習をさせていただきました。もちろん、本当に実践的なスキルというのは実際に現場で仕事をしながらでないと身につかないのですが、研修で基礎を理解していた分、スムーズに習得できたと思います。

その後も研修制度とは別に、テクノプロ・ホールディングスが主催する講習会などに参加し、スキルアップを図っています。こうしたスキルアップを積み重ねたことで、昨年からは3つ目の配属先に移り、開発業務に携わることができるようになりました。現在はコンビニエンスストアでの住民票や印鑑登録を可能にする端末を開発しています。

先輩の一日

7:30 起床
9:00 出社・始業週一度の会議に出席
  ※日中は殆どをミーティングに費やす
17:00~ 評価作業
20:00 退社

プライベートについて

私はサッカーが好きで、特にスペインリーグの試合をよくテレビ観戦します。試合は土日に行われることが多いので、それを楽しみに平日の仕事を頑張っています。
他には、妻と一緒に近場の街を散策に出かけて休日を過ごすことも多いです。隠れた名店や面白いお店を探しながら歩くのが楽しく、特に美味しそうなコロッケ屋さんを見つけた時は二人で盛り上がって、ついつい買ってしまいます。

求職者へのメッセージ

私は最初の配属先での勤務が長く、その企業はテクノプロエンジニアリングからの配属を多く受け入れていたので、いろいろな人を見てきました。

その時の実体験を基に感じていることは、自分から積極的に仕事に取り組める人にとって、テクノプロエンジニアリングはとても魅力的な会社だということです。研修制度で資格やスキルを習得することも配属先に大きなアピールになります。

自分をどんどんレベルアップさせられる環境なので、ぜひこの環境を活かして、エンジニアとしてスキルアップ・キャリアアップしてください。

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