先輩の声

Interview vol.01 学生時代からの夢を想わぬ形で実現。人工衛星の信頼性に鋭く目を光らせる日々。

入社のきっかけ

私は学生時代から「将来は宇宙に関わるような仕事がしたい」という思いがあり、宇宙に関する事業が会社案内のメインで扱われていたことから、ある中小企業に就職しました。

ところが実際に入ってみると「最近は宇宙関連の仕事はしていない」と言われ、入社当初から転職を視野に入れて働いていました。その会社では3年間勤務し、エンジニアとしての基礎スキルを一通り身につけました。

転職活動をした際にテクノプロエンジニアリングともう一社を候補として考えました。そして、最初の会社ではずっとチップの解析をやっていたので「宇宙は無理としても、もっといろいろな分野の仕事に関わりたい」という思いが強く、取引先に大企業が多いテクノプロエンジニアリングを選びました。

入社してすぐに配属先が決まったのですが、その配属先での仕事が人工衛星の設計チェックだったので、思わぬ幸運にとても驚きました。

具体的な仕事内容

私は入社15年になるのですが、ずっと同じ配属先に勤務しています。主に担当しているのは人工衛星の信頼性のチェックです。人工衛星の仕事は10年以上かかわっているので、私が関わった中には実際にスペースステーションに物資を運ぶために宇宙へ飛び立った人工衛星もあります。

具体的な仕事内容としては、開発者が提案してくる図面などに対して、社内基準を満たしているかどうか、もっと信頼性を高める方法があるかどうかをチェックしています。

同じ配属先の企業で5年間、別部署の仕事も経験させていただきました。そこではETCのように狭いエリア内での通信技術を活かしたシステムの社会実験的な取り組みに携わりました。具体的にはカーナビに合流情報や数km先の渋滞情報などを表示させたり、駐車場でネット回線を利用できるようにするシステムです。ちょうどそういったシステムを一般の道路に設置し始めたタイミングだったので、最先端の技術に関わっているというとてもやりがいのある仕事でした。

人工衛星に関する仕事では、もちろん宇宙関連事業そのものは最先端技術ではあるのですが、最先端製品というのは意外と使われないことが多いです。人工衛星には非常に厳しい検証が必要となるので、使われるのはJAXAで認証を受けている製品や海外の一流施設で既に使用実績のある製品が殆どです。新しい製品を使っている場合は、試作機を作って実験をしながら検証するのですが、実験結果はもちろん、開発スケジュールに試作・実験のための機関が設けられているかどうかも、私がチェックしています。

スキルアップ・キャリアアップについて

私がテクノプロエンジニアリング入社したころは今のように研修制度が充実してはいませんでした。

私が受けたことがあるのは、どの取引先で仕事をするにしても必要となる基礎的なセキュリティ講習だけです。
最近は、会社の研修制度がどんどん充実してきて、研修の案内メールをよく見かけるようになりました。これからスキルアップを考える方にはとてもいいことだと思います。

私自身、実践的なスキルについては配属先の研修講座を活用しています。私のように、ビジネスのベースとなるスキルはテクノプロエンジニアリングの研修で学び、専門的なスキルは配属先の研修などで身につけるという人も多いのではないでしょうか。

学生時代からの夢でもあった宇宙に関係する仕事に現在携われているので、この環境で長く仕事を続けられるようにキャリアを積んでいきたいと考えています。

先輩の一日

8:45 始業、朝礼
9:00~ 仕事
12:00~ 職場で頼んでいる弁当を購入し昼食をとる
12:45~ 仕事を再開
17:15 定時終業 残業は月に20時間程度

プライベートについて

15年近く同じ企業に常駐しているのですが、社員の方とはずっと活発に交流させてもらっています。若いころは社員の方と一緒に仕事帰りによく飲みに出かけました。

現在は週に一度、就業先のテニス部に参加し、仕事終わりに敷地内の専用コートで汗を流しています。本格的にやる人から初心者まで所属している部で、全体で50人近い部員がいます。テニス部は実業団リーグに加入していて、以前全国大会で4位に入賞したこともあります。その時は親善試合のために中国にも行かせてもらいました。本来親善試合の権利を得ていた1位2位のチームが辞退したので権利がまわってきたという、とてもラッキーな経験でした。

他にはバーベキューが好きで、家族や友人たちとテントやドラム缶風呂を持って出かけて、キャンプをしながら楽しんでいます。

求職者へのメッセージ

いろいろな技術を持った人が集まっている、スペシャリスト集団であることがテクノプロエンジニアリングの魅力です。

電気関係、ソフトウェア、土木など、本当に幅広いエンジニアが所属しています。違う分野の人と話すことはとても刺激的で、自分自身のスキルアップやキャリアアップにもつながると思います。

テクノプロエンジニアリングでエンジニアとして一緒に頑張っていきませんか?

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